巨人・原監督 “捕手2人制プラン” 他ポジション選手をベンチに
「巨人春季キャンプ」(10日、宮崎)
巨人・原辰徳監督(62)が“捕手2人制プラン”を温めていることを明かした。捕手枠を1人減らし、代わりに他のポジションの選手をベンチに入れることで起用の幅を広げる構えだ。
昨季は基本的に大城、炭谷、岸田の捕手3人制だった。この3人に復活を目指す小林らを加えた激しい競争を促した上で、レギュラークラスの捕手2人をベンチ入りさせることを検討。「もしプランニングが許すならばというところ。(ベンチに入る捕手の)2人が、まずはしっかりしないと」との考えを示した。
例えば勝負どころのシーズン終盤に実施した場合、代打などで起用する野手を1人増やせば攻撃の選択肢が広がる。今キャンプでは、外野手登録の石川に捕手練習に取り組ませており、有事の際には石川を“3人目の捕手”として備えさせることができる。あらゆる策を講じ、リーグ3連覇に向けて万全の準備を整える。