日本ハム・栗山監督 ドラ1伊藤に二刀流!?マル秘プラン明かす【NPB】

 「日本ハム春季キャンプ」(10日、名護)

 大谷以来の二刀流誕生なるか?日本ハムの栗山英樹監督(59)が10日、ドラフト1位・伊藤大海投手(23)=苫小牧駒大=の今後の起用について、マル秘プランを練っていることを明かした。

 キャンプ休養日のこの日。暖かい沖縄の空の下、指揮官の口から飛び出したのは伊藤に関する衝撃の発言だった。

 「二刀流の話って出てたのよ、最初。(吉村)GMとも話したけど」

 可能性がゼロ、とは言い切れない。伊藤は最速155キロの右腕でありながら、50メートル5秒8の俊足の持ち主。駒大苫小牧時代には1番打者を任されたこともあるなど、打撃センスも抜群だという。エンゼルス・大谷の素質を見抜き、育成した実績のある指揮官は、「やるかやらないかは別だけど、俺のことだからいろんなことを考えるよ」と固定観念にはとらわれない。

 当面は先発調整をする伊藤だが、大学日本代表では守護神の経験もある。報道陣から、俊足を生かした代走での出場から、そのまま抑えのマウンドにあがるプランを提案された指揮官は「盗塁王を取りながら投手をやるとかそういう感じね?それがあるか~。ちょっと考える」と腕組み。ゆくゆくは盗塁王とセーブ王?夢の変則二刀流は果たして実現となるだろうか。

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