ロッテ・佐々木朗 春季キャンプ2軍残留、デビューは3月中旬以降も【NPB】
「ロッテ2軍春季キャンプ」(10日、石垣島)
ロッテの佐々木朗希投手(19)が1軍キャンプ終了後の13日以降、石垣島2軍キャンプで残留調整することが分かった。
1軍は今後、沖縄、宮崎、高知で練習試合を行うが、佐々木朗はまだ投球フォームや体が仕上がっていないため、11日の紅白戦に登板しない。井口監督は「人それぞれ、調整の段階が違う。(1軍昇格は)実戦や、フリー打撃に投げてからになる」と明かした。
現状では1軍デビューは未定だが、段階を踏んで徐々に良くなっており、指揮官は早ければ3月中旬以降のデビューの可能性についても示唆。「打撃投手を始めてから、順調にいけば3月のどこかで」とプランを描く。
3日のブルペンで佐々木朗は「納得のいくボールはゼロ」と話していたが、前回8日は格段に進歩。「格好よかった」と吉井投手コーチも及第点を与えていた。スローペースだが、今月中旬以降、2軍でのフリー打撃登板などで内容のある投球を見せれば、3月中に最速163キロ右腕がベールを脱ぐ可能性もある。