栗山監督、斎藤佑を今年初めて直接視察「どうしちゃったんだ佑樹」
日本ハムの栗山英樹監督が12日、沖縄・国頭で行われている2軍キャンプを視察。昨年に右肘じん帯を断裂し、保存療法で復活を目指している斎藤佑樹投手の投球を、今年初めて直接確認し、「びっくりしましたね。本当よかったなー。どうしちゃったんだ佑樹っていうぐらい」と右腕の復帰具合に感嘆した。
現在斎藤佑は強度を落とし、球数を増やしたリハビリに取り組んでおり連日200球前後の投げ込みを行っている。栗山監督は「下半身の使い方は、今まで以上にすごくいい使い方をしている」と評価した。
近年は成績が振るわず、苦しそうな表情が目立った右腕もこの日は野球を楽しんでいたとし、「ああいう表情で野球をやってくれると『涙が出ちゃう』って感じだよ」と感動した様子の指揮官。「みんなに騒がれて頑張ってきた選手が、泥だらけになって、30(歳)になろうが関係なく必死になって野球に向かっていく姿は、俺は大きな意味があると思っている」と右腕の復活に期待を込めていた。