オリックス・黒木、復活へ無失点好投「もっと良くなると思う」【NPB】
「オリックス紅白戦、白組0-1紅組」(12日、SOKKENスタジアム)
オリックス・黒木優太投手(26)が紅白戦に初登板し、1回1安打無失点の好投。一昨年6月に右肘を手術。昨季は育成選手としてリハビリに励んできたが、復活へ大きな一歩を踏み出した。
紅組の4番手として五回から登板。先頭の宜保は147キロで左飛、続く佐野皓に中前打を許すが、田城は高めの144キロで遊ゴロ併殺打に仕留めた。
「この時期にしたら許せる範囲です。もっと良くなると思う」
自己評価は厳しい採点だったが中嶋監督は高評価。「正直、あそこまで復活しているのかとビックリした。そこ(セットアッパー)で投げた実績もある。ちゃんと復活してくれて、連投できるくらいになったら本物じゃないですか」と思わぬ収穫にニンマリだ。
17、18年の2年で7勝2セーブ、42ホールドを挙げた右腕がブルペンに戻ってくればこれほど心強いものはない。黒木は「もう、みんなが活躍してるのを指くわえて見てるのは嫌ですから」と言い切った。1軍のマウンドで再び躍動してみせる。