巨人のドラフト1位・平内“亜細亜ボール”ツーシームを微修正
「巨人春季キャンプ」(13日、宮崎)
巨人のドラフト1位・平内龍太投手(亜大)が“亜細亜ボール”を微修正し、手応えをつかんだ。室内練習場でブルペン入りし、55球。実戦初登板となった11日の紅白戦では納得のいかなかった、このツーシームを重点的に確認した。
自身の投球映像をチェックした上で想定以上に変化量が大きいと分析し、「親指の位置であったり、投げる中でのリリースの意識をしました」と制球重視で投げ込んだ。細かな調節を加えた結果、感覚は上々。原監督に捕手の後ろから見守られた中、課題をクリアにした。
ピッチングのカギとなる亜細亜ボールは大学の恩師・生田勉監督から教わった、歴代の亜大出身投手が駆使する魔球だ。DeNA・山崎、阪神・高橋らも得意とする由緒正しき宝刀。開幕までに万全の状態へ仕上げ、ローテ争いを勝ち抜いてみせる。