オリックス・山本 カーブが魔球に進化「曲がりが大きく鋭く」打者お手上げ【NPB】

 「オリックス春季キャンプ」(13日、宮崎)

 オリックス・山本由伸投手(22)が13日、室内練習場で、初めてフリー打撃に登板。打者6人、30球を投げ安打性はわずかに2本。球種を予告していたにもかかわらずあまりの速さに空振りした杉本が尻もちをつく場面も。中でも目を引いたのはカーブ。進化した変化球に打者はお手上げの様子だった。

 落差が大きく、キレを増したカーブ。それは偶然の産物だった。

 「曲がりが大きく鋭くなった気がします。上達させようと思ったわけではなく。何も変えてないです。たまたまコツをつかんだだけです」

 昨季も150キロ超の直球に120キロ前後のカーブを効果的に配した。緩急をつけるだけでなく、勝負球としても有効だった。その武器にさらに磨きが掛かったというわけだ。

 「カーブは去年も有効だった。カーブでストライクをとっていけたらテンポもよくなるし、いろんなところにプラスの影響が出る。いいことだと思います」

 これだけ打者を圧倒しても「ボチボチな投球だったかなと思います」と評した。

 17日には今キャンプ初の実戦となる紅白戦に2回の予定で登板する。そこで、どんなボールを見せるのか。異次元と呼ばれる投球の進化はとどまるところを知らない。

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