巨人・桑田コーチ“ジグザグ投法”伝授 戸根の姿勢を歓迎「すごく頼もしい」
「巨人春季キャンプ」(13日、宮崎)
巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)が、独自の理論を投手陣に伝授した。名づけて“ジグザグ投法”。「球数もスピードも強弱をつけていくことですね」と解説し、疲労度を考慮してメリハリをつけながらのブルペン調整を推奨した。
就任以降、傾斜での投球を重視する桑田コーチらしい発想だ。12日に1軍へ昇格した戸根は「中1日以上を空けないというのをテーマにブルペンに入っていこうかな」と呼応。故障を防ぎつつ、投げることで体を強化していく狙いもある。
桑田コーチは「よく考えて練習しているので、すごく頼もしい」と教え子の姿勢を歓迎する。この日でいったんチームを離れ、沖縄2次キャンプには20日から再合流予定。開幕までにじっくりとイズムを注入していく。