楽天・マー君&ドラ1早川“競投” 復帰後初対外試合、20日・日本ハム戦へ
「楽天春季キャンプ」(14日、金武)
8年ぶりに楽天に復帰した田中将大投手(32)の復帰後初の対外試合が20日の練習試合・日本ハム戦(金武)に決まったことが14日、分かった。NPB球団相手に登板するのは2013年11月3日の日本シリーズ第7戦(巨人戦)以来。20日はドラフト1位・早川(早大)も対外試合デビューを見込んでおり、“新旧4球団競合リレー”が行われる可能性も浮上した。
右腕が照準を合わせたのは、同一リーグのライバル球団との一戦だった。先発として、1、2イニング程度を投げる予定。キャンプインはチーム全体より6日遅れたものの、ここまでブルペンでは計214球を投げ込んでおり、涌井、岸らベテラン勢よりも一足早く対外試合に登板する可能性が高い。
この日はキャンプイン後、4度目のブルペン投球。三木谷オーナーが見守る中、打席に小山投手コーチを立たせて47球を投じた。三木谷オーナーとともに投球を見つめた石井監督は「(オーナーが)順調にやってることにホッとしてくれてました」と語ったように、調整に滞りはない。
20日は早川もプロとしての新たな一歩を踏み出す予定。立場は違えど、大きな注目を集める2人が同じタイミングでベールを脱ぐ。