西武・川野が猛アピール 開幕1軍へシート打撃で快音 ヤクルト・村上の後輩
「西武春季キャンプ」(15日、南郷)
西武の川野涼多内野手(19)が実戦形式のケース打撃で快音を響かせた。九州学院ではヤクルト・村上の2学年後輩で、19年度ドラフト4位で入団。今年2年目でA班(1軍)に大抜てきされた。両打ちの遊撃手で「稼頭央2世」と期待される有望株が必死のアピールを見せている。
無死二塁の場面。左打席で伊藤から右中間を破る二塁打を放った。「いい形で打てたけど、ゴロを打つ考えだったので、ちょっと悔しかった」。サインは進塁打でゴロの打球を意識したがライナー性の打球となり、照れくさそうに振り返った。
守備面では辻監督に手ほどきを受け、源田とともに練習。「対等のレベルまで上がらないといけないし、いずれは(ショートを)奪いたい」。まずは開幕1軍を目指し、必死に暴れ回る。