「西武紅白戦、白組０－５紅組」（１６日、南郷スタジアム）

　西武の今井達也投手（２２）が、紅白戦で快投を披露した。紅組の先発で２回を投げて打者６人をパーフェクト。最速１５３キロをマークして３三振を奪った。「全体的にテンポよく投げられた。スライダーが良かった」と満足げに振り返った。

　今季に懸ける決意を込めた２５球だった。初回、先頭の若林、続く山田をいずれもスライダーで空振り三振。外崎も左飛に片付けた。二回も木村を遊ゴロに打ち取ると、熊代はカーブで見逃し三振。牧野の投ゴロを自ら処理して降板した。

　「７、８割の力で強いボールを長いイニング投げられるように」と今井。昨秋には面識のないダルビッシュ（パドレス）にＳＮＳのメッセージを送り、助言をもらった。状態を上げ、開幕ローテをつかみに行く。