西武・森 好守で存在感、紅白戦3安打も「理想の形じゃない」
「西武紅白戦、白組5-1紅組」(17日、南郷スタジアム)
西武の森友哉捕手(25)が紅白戦で3安打を放った。強風が吹く中、捕邪飛を好捕するなど攻守で存在感を示し「開幕を見据えながらしっかりいい準備をしていければ」と力強く語った。
1、2本目の安打は左前に落とし、3本目は中前にはじき返した。それでもオフの間から、最もスイングしやすいフォームを模索中とあって「まだまだですね。ヒット3本出たけど、理想の形じゃないので近づけていけたら」と満足していなかった。
キャンプでは個別練習を精力的にこなし体を追い込んでいる。前日16日は足の傷から菌が入り微熱が出たため練習を休んだが、この日は全体練習前に早出で捕球を繰り返し「治ったし、普通のいい状態。回復しました」と元気な姿を見せた。
キャンプは18日が休養日で、19日から最終クールとなる。実戦が近づき「球のスピードとか、これから慣らしていきたい」と気を引き締めた。