日本ハム・清宮 同期・安田に負けん!“今季1号”3ラン!待望の一発も満足せず
「練習試合、日本ハム5-2中日」(21日、タピックスタジアム名護)
日本ハム・清宮幸太郎内野手(21)のバットから“今季第1号”が生まれた。「6番・一塁」で先発出場し、四回1死一、二塁で勝野が投じた3球目を強振。打球は先制3ランとなって右翼席に飛び込んだ。
「しっかり打ちにいけたのでよかった」。18日の紅白戦(名護)、20日の巨人との練習試合(那覇)に続く3戦連続安打は覚せいの予感を感じさせる勢いだが「まだ自分のフォームに納得しきれていない部分がたくさんある」とし、手放しで喜ぶことはなかった。
待望の一発に満足しないのは向上心の表れだ。今は最良の打撃フォームを追い求めているが、道半ば。この日の本塁打についても「いいスイングをしたら、もっと飛んでいる」と改善の余地があることを痛感した。
そんな清宮を栗山監督は「本塁打はよかった」と見た一方、「(凡退した)その後の打席の内容が気にはなる」と指摘した。さらなる成長を求める親心。打ち続けるしかない。