ソフトバンク育成の大関がまた好投 西武打線を2回無失点「緊張」も「持ち味出せた」
「練習試合、ソフトバンク3-2西武」(23日、アイビースタジアム)
ソフトバンクの育成左腕がまた好投した。仙台大から入団して2年目左腕の大関友久投手が四回から2番手で登板。西武打線を2回1安打無失点に封じた。
「1軍の対外試合は初めてなので、いつもより緊張しました。だけど、自分の持ち味は出せたかなと思います」
特に2イニング目は主力級と対戦し、堂々の投球を見せた。まずは金子を一ゴロ。源田には左前打を許したが、森には内角を積極的に突いてのけ反らせて最後は中飛に打ち取った。
19日の紅白戦でも2回無失点。工藤監督の評価も高まる一方だ。3桁背番号からの卒業へ着実に前進しているが、「1日1日を全力でやるだけ。先を見る余裕はないです」と浮かれる様子は1ミリもなかった。