中京大中京151キロ右腕・畔柳 「勝てる投球」で初戦突破だ 小園と「投げ合いたい」

 「第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会」(23日)

 東海王者の中京大中京は、1回戦最後の試合で専大松戸と顔を合わせる。練習試合でも対戦したことはないが、最速151キロの右腕、畔柳亨丞投手(2年)は「ユーチューブで試合を見たら、打力が良くて守備もいい印象。勝てる投球をしたい」と意気込み十分だ。

 初陣は第6日の第1試合。決勝まで勝ち上がれば、8日間で5試合をこなすタイトな日程を余儀なくされる。「1週間で500球」の球数制限が気になるが「自分以外の投手もそろっている」と不安はない。自己最速の151キロの更新についても「勝ち上がるにつれて151キロ以上のスピードが出ればいい」と視野に入れた。

 勝負したい相手がいる。最速152キロを誇る市和歌山の右腕、小園だ。そのライバルとは22日夜に「明日抽選だね」とLINEで連絡を取り合った。「お互い気持ちは高ぶっている」。対戦するには両校とも準決勝まで勝ち上がることが条件。初戦でつまずくわけにはいかない。

 全国最多の甲子園春夏通算133勝を誇る伝統校のエースとして、注目投手として本番を迎える。「プレッシャーを感じる部分はあるけど、力に変えて練習している」。中日のドラフト1位・高橋宏ら、昨年の大会中止に泣いた先輩たちの思いも背負い、甲子園のマウンドに立つ。

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