「練習試合、中日０－４広島」（２３日、Ａｇｒｅスタジアム北谷）

　先発ローテ入りを狙う中日の清水達也投手（２１）が広島との練習試合に先発し、鈴木誠と堂林に一発を浴びて４回２失点だった。苦しい投球に「反省の方が多い」と肩を落とした。

　残された先発投手の枠は少なく、完璧な内容でインパクトを残したい登板だった。初回２死では鈴木誠に右翼席へ豪快に運ばれ、四回には堂林にも一発を浴びた。「真っすぐで押せると思ってファウルフライを打ち取ることを狙ったが、さすがにびっくりした」と鈴木誠に食らった一発に驚きを隠せなかった。

　与田監督は「ストライクとボールがはっきりし過ぎた。ボールが先行して真っすぐしか投げられないカウントになった」と指摘。過去３年で３勝。４年目に向けて右腕は「いい球を投げるだけでなく、結果を残したい」と決意を込めた。