東播磨 コロナ禍で対外試合制限も 感謝をプレーで体現
「第93回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会」(23日)
困難を、意地と感謝でやり過ごす。21世紀枠で出場の東播磨は、甲子園常連の明豊が相手となった。
3月3日までテスト期間中に加え、緊急事態宣言の影響で同6日が対外試合解禁日ながら「県立高は7日まで、試合できなさそうです」(福村順一監督、48)という話が県教委から伝わってきた。
センバツまで7校との練習試合を組んでいたが、6、7日に予定していた2校がキャンセルとなる見込みに「痛いですね」と苦笑しつつも「コロナ禍の中、大会を開いてもらった。感謝のメッセージをプレーで表したい」と前を向く。
主将の原正宗内野手(2年)も「制限された気持ちを甲子園で爆発させたい。まずは明日、福村先生の保健のテストでいい点を取ります!」と文武双方での必勝を宣言した。