今秋ドラフト候補の早大・徳山が5回無失点7K 中日など5球団視察

 「オープン戦、早大1-0ENEOS」(26日、ENEOSグラウンド)

 今秋ドラフト候補の早大・徳山壮磨投手(3年・大阪桐蔭)が社会人の名門を5回無失点7奪三振に封じた。中日など5球団スカウトの前で粘りの投球。四回まで毎回得点圏に走者を置きながら、要所を締めて本塁を踏ませなかった。

 エースの覚悟を感じさせた。チームとして21年初めての対外試合に“開幕投手”として先発。「着るときに『よし、やってやるぞ』という気持ちにはなりました」とエースナンバー「11」を背負い、ピンチを迎えても淡々と投げ込んだ。

 「思うような球が投げられていなかった」と内容には不満を残したが、スコアボードにゼロを刻んでいった。小宮山悟監督も「11番を付けて初めて投げた試合。立派だったと思います」と称賛。17年春のセンバツ優勝投手に輝いてから4年を経て、大学球界屈指の存在感を放っている。

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