巨人110分ぶっ通しで打撃練習 異例“10カ所バッティング”の理由は?
「巨人春季キャンプ」(26日、那覇)
巨人は26日、異例の“10カ所バッティング”を実施した。原辰徳監督(62)が「バッティングデー」に設定し、野手は守備練習を行わず、1時間50分の間、ぶっ通しで打撃練習に取り組んだ。
那覇キャンプのあっちこっちでバットがボールを捉える快音が響き渡った。屋外球場にフリー打撃2カ所とロングティーのゾーンが2カ所。室内練習場にフリー打撃4カ所、カーブマシンが1カ所、バント専用マシンが1カ所、設置された。選手たちは休む間もなく移動しながら、交代で数分間“10カ所バッティング”を敢行した。
珍しい“振れ振れデー”となったが、指揮官は前日25日に「(野手は)バッティングを中心とした個の力を高める時間になる」と予告していた。キャンプ終盤は実戦を多く入れており野手の打ち込む量を増やすために取り入れたメニューだった。
超強力打線でリーグ連覇を勝ち取ってきたが、リーグ3連覇に向けた準備にも抜かりはない。