ロッテ・佐々木朗希3・6デビューか 本拠地ZOZOで中継ぎ1イニング

 「ロッテ春季キャンプ」(26日、石垣島)

 ロッテ・佐々木朗希投手(19)が3月6日からZOZOマリンで行われる西武2連戦で“プロ初登板”する可能性が26日、浮上した。2軍石垣島キャンプで状態を上げており、同2日・オリックス戦(京セラドーム)から1軍合流が決定。合流後のブルペンで投球内容が良ければ、デビュー戦は2番手以降で1回を投げる予定だ。

 待ちに待った“プロ初登板”が現実味を帯びてきた。佐々木朗が早ければ3月6日に本拠地・ZOZOマリンでベールを脱ぐ。

 最速163キロの剛腕は、24日・石垣島2軍キャンプでシート打撃に初登板した。その映像を見た井口監督は「変化球もしっかり腕を振れてました。この後、大阪で1回合流して、ピッチングを見て、マリンで投げられるか判断したい」と、1軍が大阪遠征中の3月2日から1軍に合流させることを決定。その間に吉井投手コーチがブルペン投球を確認し、実戦デビューへの最終判断が下される。

 佐々木朗は1年目の昨季、体が成長過程ということもあってコンディションが整わず、1、2軍ともに実戦登板はなかった。だが、2年目キャンプは評価を上げている。

 12日まで参加した1軍キャンプではフォームがばらついていたが「目の前のことをしっかりやっていく」と話し、2軍で地道なフォーム固めに励み、納得するボールも増えてきたという。その結果、24日のシート打撃では最速149キロの直球に変化球を交えて、打者4人に1安打、2つの空振り三振を奪った。

 井口監督は「順調にきていますよ。自分の中でいろんな変化球を試しながら投げている」。開幕ローテ入りは微妙だが、シーズン中の先発ローテ入りを期待している。

 デビューが決まれば、中継ぎで1イニングを投げる予定。3月6日からの西武2連戦(ZOZO)は、新型コロナウイルス感染防止のため5000人の入場制限となるが、マリーンズファンにとっては待望のお披露目となる。

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