早大・徳山5回0封7K!5球団の前で魅せた 今秋ドラフト候補が上々発進
「オープン戦、早大1-0ENEOS」(26日、ENEOSグラウンド)
今秋ドラフト候補の早大・徳山壮磨投手(3年・大阪桐蔭)が26日、川崎市内でのENEOSとのオープン戦に先発し、5回無失点で7三振を奪った。中日など5球団スカウトの前で最速は147キロを計測。今年初の対外試合で、上々のスタートを切った。
早大の右投手のエースナンバー「11」を背負って初登板。内容は「全然という感じです」と振り返ったが、大黒柱としての覚悟を投球に込めた。毎回のように得点圏へ走者を置く投球でも得点は許さなかった。
ロッテ・中川スカウトが「粘りのピッチングができる。実戦的なタイプ」と評価したように、完成度の高さは大学屈指だ。17年のセンバツ優勝に貢献した右腕は4年の時を経て、着実に成長を遂げている。