日本ハム・中田 コロナ禍で現状に悲観的「キレもないし打球も飛んでいない」

 「日本ハム春季キャンプ」(1日、名護)

 日本ハムの中田翔内野手(31)が1日、名護キャンプを打ち上げた。開幕まで1カ月を切ったが、現在の状態については悲観的で、「今年は、あまり良くない。ゴミです」と渋い表情を浮かべた。

 昨季は自己最多の31本塁打を放ち、打点王も獲得。現在は打撃フォームも試行錯誤している最中だが、「去年のこの時期に比べたらレベルにならない。(体の)キレもないし打球も飛んでいない」と肩を落とす。コロナ禍の影響でキャンプが缶詰め生活となり、「本当にストレスがたまった。それでメンタルが落ちた分、打撃がダメだと思いたい」と原因を分析した。

 疲れ切った中田にとって、家族との再会は大きな癒やし。「やっと帰れる。子どもたちにも会える」と札幌で英気を養いながら、状態を上げていく。

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