中日・岡野、『変幻投法』で2回完全投球 開幕ローテ入りをアピール
「オープン戦、ソフトバンク4-1中日」(3日、ペイペイドーム)
中日の2年目右腕・岡野が『変幻投法』で五回から2イニングを投げて、3奪三振を含む完全投球。開幕ローテ入りをアピールした。
「バッターを見て、地面に足を着くタイミングを変えています」と明かした右腕。二回に2ランを放った先頭・上林を真ん中直球で、続く柳町を低めフォークで空振り三振に斬った。打者6人を25球で料理。落ち着いた表情でベンチへ帰った。
昨季は開幕ローテ入りするも、11試合の登板にとどまった。「プロの世界で生き残るためのフォームにしました」と右足一本で立ち、左膝を伸ばしながら打者方向へ向かう際に「バッターの反応を見て、タイミングを外す」。変幻・岡野が打者を翻弄(ほんろう)し、ローテの座を奪う。