巨人・菅野3回無失点、電撃トレードの広岡が1発 中川が締めくくって快勝

 オープン戦初先発で3回2安打無失点の巨人・菅野智之(撮影・佐藤厚)
 3回、岡本和真は中前に先制の適時安打を放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、広岡大志は左越えに移籍後初本塁打を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、巨人3-2ヤクルト」(4日、東京ドーム)

 巨人は4年連続7回目の開幕投手を務める菅野智之投手が先発。持ち前の制球力に大きなカーブも効果的に使う投球を披露した。

 二回に先頭の村上に右前打、西浦に左前打を打たれ1死一、三塁のピンチを招いたが、続く浜田を大きなカーブで空振り三振に仕留め、重盗を試みた走者も刺し併殺で切り抜けた。3回を2安打無失点、2奪三振だった。

 打線はヤクルト先発・小川から三回に岡本、大城の連続適時打で2点を先制。六回は1日にヤクルトから電撃トレードで加入した広岡が、ヤクルトの守護神・石山の真ん中高めの144キロ直球を左翼スタンド上段まで運ぶ“移籍1号”を放った。

 1点差で迎えた九回には中川が登板。バント内野安打1本に抑えて試合を締めくくった。中川は昨季は10月に左脇腹を痛めて戦線離脱。日本シリーズで復帰登板を果たした。今季は順調な調整ぶりをアピールした。

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