今秋ドラフト候補の亜大・岡留 変則フォーム3回0封 2球団の前で最速146キロ
「オープン戦、亜大6-1神奈川大」(4日、亜大グラウンド)
今秋ドラフト候補の変則右腕・岡留英貴投手(3年・沖縄尚学)が4日、東京・日の出町での神奈川大とのオープン戦で3回無失点と好投した。巨人とロッテの2球団が視察に訪れ、直球はロッテの計測で146キロを記録。自己最速の147キロにあと1キロに迫るなどアピールに成功した。
テークバック時に上体がしゃがみ込み、やや腕を下げたフォームで投げ込む。大学進学後、生田勉監督(54)の助言でたどり着いたスタイルだ。「自分の武器だと思ってやっています」と右上手投げだった高校時代から最速は3キロアップし、球質も向上した。
「真っすぐだけだと打たれる」と今後は変化球の精度も高めていく。ロッテ・榎チーフスカウトは「独特のサイドハンド。球が強いので魅力ですね」と評価。強烈な個性を磨き上げ、プロを目指す。