「オープン戦、ＤｅＮＡ５－１オリックス」（５日、横浜スタジアム）

　オリックスは初の開幕投手を務める山本由伸投手（２２）が先発。５回を７６球、５安打３失点だった。

　二回は失策と四球で１死一、二塁のピンチを迎え、嶺井に真ん中低めの１５３キロの直球をバックスクリーン左に運ばれて３点を失った。それでもこの日最速は１５４キロを記録。１５０キロ前後のカットボール、１４０キロ台のフォークなど多彩な変化球も投じた。

　この日の３失策がいずれも失点につながった。二回は１死からの三ゴロを福田が後逸。その後の嶺井の３ランが生まれた。七回は１死一塁からの二盗に対して頓宮が二塁に悪送球。三塁進塁を許して、戸柱に適時打を浴びた。八回には２死満塁からの遊ゴロを紅林がはじく適時失策で１点を献上した。