大阪桐蔭 右のエース関戸は150キロ計測も「真っすぐの調子が悪かったので…」

 5回1安打無失点9奪三振と好投した関戸(撮影・永井優花)
 先発し4回3安打無失点8奪三振に抑えたエース・松浦
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 「練習試合、大阪桐蔭13-0京都外大西」(6日、皇子山球場)

 6日に対外試合が解禁され、今年初の練習試合に臨んだ大阪桐蔭が、京都外大西に13-0で快勝。

 先発は、エースナンバーを背負う最速150キロ左腕・松浦。先頭をいきなり三振に斬る上々の立ち上がりを見せると、四回は三者連続空振り三振で圧倒。最速は141キロにとどまったが、丁寧にコースに投げ分け4回を3安打無失点、8奪三振に抑えた。

 五回からは、右のエース・関戸が登板。昨秋の近畿大会後に右手人さし指を骨折していたが、ロッテのスピードガンでは150キロを計測するなど、5回を1安打無失点、9奪三振と好投。それでも、「真っすぐの調子が悪かったので変化球に逃げてしまった。決めきれるようにしないと」と反省を忘れなかった。

 打線は、三回に3番・宮下の適時打などで2点を先制すると、五回にはスイッチヒッターの7番・藤原が左翼への3ランを放つなどして4点を追加。六回にも4番・池田からの3連打と8番・松尾の2ランで一挙6得点し、計11安打13得点と大暴れ。

 主将の池田は、「常に智弁学園をイメージして、残りの対外試合もやっていきたい」と甲子園での初戦を見据えた。

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