マー君に敵地中日ファンからも拍手 実戦3度目の登板で3連打浴びる
「オープン戦、中日-楽天」(6日、バンテリンドーム)
楽天・田中将大投手が、3度目の実戦登板。日本復帰後初の有観客試合で、敵地の中日ファンからも拍手が起こった。
四回からマウンドへ上がり、高橋周、平田を連続三振。滝野は直球で左飛に仕留めた。五回は桂を空振り三振、根尾を二ゴロ、大島を左飛。六回は京田を見逃し三振、阿部を投ゴロに仕留めた。
だが、六回2死からビシエドに左中間二塁打を打たれると、続く高橋周に低めの変化球を拾われて中前適時打を許した。さらに、二盗を決められ、2死二塁から平田には右翼線へ3連打となる適時二塁打を打たれた。
田中将が日本の有観客試合に登板するのは2013年11月3日の日本シリーズ第7戦、対巨人以来2680日ぶりとなった。これまで2試合の実戦登板は2回3失点、3回1失点の内容だった。
田中将は開幕2戦目となる3月27日の日本ハム戦での先発が決定。この日を含めて残り3回の調整登板で、開幕へ準備を進めていく。