オリックス 紅林がバットでアピール「失敗のことは考えず」
「オープン戦、DeNA0-5オリックス」(6日、横浜スタジアム)
オリックスの2年目・紅林弘太郎内野手が打撃でアピールした。三回2死満塁で平良のスライダーを中前にはじき返し先制の2点適時打。
「ここ2試合ヒット出てなくてマイナスな考えになってしまう。失敗のことは考えずに打席に立ちました。その前の打席に当てた最悪の形だったので切り替えてチャンスだったので絶対かえしてやるぞと思って打席に入りました」
正遊撃手の安達がコロナ感染のため離脱。しかし、この試合で遊撃に就いたのは宜保だった。
「悔しかった。昨日もタイムリーエラーした。普通にやれば捕れる。打撃が良くなくて引きずってしまった。気が抜けた守備をしてしまった。守備は守備でやれるようにしたいです」
これが紅林にとってオープン戦2本目の安打。中嶋聡監督は「内容的に落ちてる感じが見える。当てにいく打撃というのがまだまだ多いかな。初めて対戦する投手なんで難しさはあるんですけど。自分の持ち味でね、今年でいうなら振っていくっていうのは凡打の内容っていうのも見ていきたい」と期待するからこそ厳しい目線で見る。
紅林は「中嶋監督から“誰もレギュラー決まってない。これからは前を向いていくやつしか使わない”と言われている。いつも気に掛けてくれるのでグラウンドで恩返しできたらと思います」と力を込めていた。