DeNA・浜口 テンポ良く4回1失点 開幕投手へ三浦監督「一歩二歩リード」
「オープン戦、DeNA0-5オリックス」(6日、横浜スタジアム)
開幕まで残り20日を切った。DeNAの開幕投手は誰に託されるのか。三浦監督はこの日登板した平良と浜口を比べ「うーん。今日の結果だけ見れば(浜口が)一歩二歩リードしたかな」と答えた。
先発の平良は4回2失点。前回は楽天打線に2回8安打6失点と打ち込まれたが、この日は「しっかり投げきって、詰まらせて打ち取れた」とうなずいた。それでも「スピードとキレはもう少し上げていかないと」と反省することも忘れない。
指揮官から評価された浜口はジョーンズに被弾も、4回を42球で1失点とテンポ良く投げた。「自分のピッチングスタイルとして確立している」。キャンプからストライクゾーンに強い直球を意識して投げ込むことに取り組んできたが、その成果に手応えを示した。
開幕投手は大貫、平良、浜口の争いと見られていたが、三浦監督は「京山、上茶谷も。入江も投げるたびに良くなっている。阪口もゼロではない」と断言。自身が7度務めた「開幕投手」を託す選手を慎重に見極めている。