ロッテ・二木 開幕投手決定「夢のような不思議な感じ」 西武打線を3回4安打0封
「オープン戦、ロッテ4-0西武」(6日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテ・二木が今季初のZOZOマリンでのオープン戦で先発し3回を4安打無失点。井口監督は試合後、初の開幕投手を背番号18に託したことを明かした。
結果で示した。キレのあるボールを内外角に投げ、西武打線を封じた。無四球と持ち味である制球のよさも発揮。二木は「まさか自分がなれるとは思わなかったので夢のような不思議な感じです。シーズン143分の1ではないのでしっかりといいピッチングをしたい」と決意を込めた。
8年目で初の大役。井口監督は本人の“やる気”を尊重した。キャンプ第2クール中に意思確認し「開幕に投げたい」と直訴を受け即断。昨年は自己最多の9勝を挙げ「去年、いい成績を残しましたし、そろそろ一本立ちしてもらいたい。石川、美馬もいますけど二木が、ローテを引っ張ってもらいたい。一回りも二回りも大きくなってほしい」と期待を込めた。
2番手で登板した美馬は3回を無安打無失点と好投。開幕カードソフトバンク戦は開幕戦、二木、第2戦、美馬で必勝を期す。