張本氏 大谷は「群を抜いている」 後継者はロッテ佐々木朗希?
野球評論家・張本勲氏が7日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート出演。右肘手術を経て二刀流で完全復活を目指すエンゼルス・大谷翔平投手について「いいですね。群を抜いている」と大絶賛した。
大谷は5日(日本時間6日)のアスレチックスとのオープン戦に初登板し、1回2/3を3安打1失点、2四球5奪三振だった。最速100マイル(約161キロ)の速球と切れ味鋭いスプリットで5つのアウトをすべて三振で奪った。右前腕部を故障した昨年8月2日のアストロズ戦以来、215日ぶりの実戦で二刀流復活を印象づけたばかり。
張本氏は「いいですねえ。やっぱりピッチャーの大谷は。アメリカにも日本にもいい投手がおるけど、群を抜いてるねえ。迫力があるし球は速いし、もう故障は大丈夫だね。全力で投げてるからね」と目を細めた。さらに「球は速い、スプリットと言って、打者の手元でボトッと落ちるんです。それも斜めに落ちるから、バッターは打ちにくいよ。いいピッチャーだねえ。格好もいいしねえ、活躍してもらいたいなあ。ホント楽しみだ」と復活に太鼓判を押した。
また12日の中日戦で登板する予定のロッテ・佐々木朗希投手について「いいね。大谷の後をいくのは佐々木じゃないかな」と“後継者”として期待。「見たいね。早くみたい」とこちらにも相好を崩していた。