オリックス育成の中田惟斗が快投デビュー 9球で三者凡退も「もっともっと」
「オープン戦、DeNA0-5オリックス」(7日、横浜スタジアム)
オリックスの2年目右腕、育成の中田惟斗投手が5点リードの九回にオープン戦初登板。牧を遊ゴロ、代打・中井をスライダーで空振り三振、柴田を二ゴロとわずか9球で三者凡退に仕留めた。
「早く投げたいというワクワクした思いしかなかったです。いつも通りの準備していつも通りに投げられました。この球種くるやろうなと思うときにヨシッと気持ちを込めて投げました。伝わったと思います」
“1軍デビュー戦”で完ぺきな投球。
「これが初めてなので分からないですけど、投げるたびにもっともっとと思うと思う。もっともっと練習しないといけない。まっすぐで押せるようになっていきたいと思います」
中嶋聡監督は「良かったですよ。去年は1年目で僕がファームで使ってましたけれど。物怖じしなくて、投げっぷりのいい投手なんで、どういう形を見せてくれるかなと思っていたけど、宜保もいいプレーしてくれて、非常に落ち着いた投球でした。楽しみですね」と高く評価していた。
中田は2019年の育成ドラフト3位で大阪桐蔭から入団した。