西武・平井、ローテ入りへ好投 救援から転向で4回0封「結果を出せて良かった」
「オープン戦、ロッテ2-4西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
先発へ転向しローテーション入りを目指す西武・平井が4回を2安打無失点と好投した。オープン戦初登板で上々の滑り出しを見せ「勝負を懸けて『先発をやる』と言ったので、しっかり結果を出せて良かった」とうなずいた。
ボール先行の場面もあったが、四球は与えなかった。初めて先頭打者の出塁を許した四回は、すぐに角中を併殺打に打ち取ってピンチの芽を摘み、得点圏に走者を背負うことなく投げ終えた。
2019年に81試合に登板するなど救援陣を支えてきたが、昨季不本意な成績に終わり先発転向を申し出た。ローテーションの一角を担う予定だったニール、ダーモディの来日が遅れており、貴重な先発候補として期待される。開幕へ向けて「細かい制球を修正し、精度を上げていければ」と課題を挙げた。