仙台育英は高知に敗戦 エース伊藤は6回4失点も「いい段階を踏めている」
「練習試合、高知6-1仙台育英」(8日、高知高校グラウンド)
春のセンバツに出場する仙台育英が練習試合を行い、高知に1-6で敗れた。
昨秋背番号1を背負った伊藤樹投手(新3年)が対外試合初登板。6回5安打5四球4失点と結果は出なかったが、須江航監督(37)は「いいボールはいっていたが、決め球が悪かった。最近では一番良かったんじゃないか」と評価。伊藤本人も「まだまだいける、と感じた。甲子園で勝てる投手なれると思っているし、今はすごくいい段階を踏めていると思う」と、センバツへ向けて順調に来ていることを強調した。
宮城・秀光中時代に全国大会で投げ合った高知・森木大智投手(新3年)との投げ合いは、森木の負傷のため実現しなかったが、試合後は笑顔で旧交を温めた。センバツ初戦では、第1日第2試合の明徳義塾(高知)と激突。「気持ちの面でまだまだ足りない。きょうの負けをしっかり反省してやれば大丈夫」と、前向きに勝利を誓った。