DeNAドラ2牧、開幕スタメンあるぞ 3安打2打点大暴れ!
「オープン戦、DeNA9ー5日本ハム」(9日、横浜スタジアム)
23年前の1998年、前身の横浜が最後の優勝を成し遂げた年に産声を上げた男が、本拠地で躍動した。DeNAのドラフト2位・牧(中大)が、プロ入り初めて2番でスタメン出場。オープン戦初打点を挙げるなど、4打数3安打2打点と大暴れした。
二回1死二、三塁のチャンスで打席が回ってきた。「クワさん(桑原)が送ってくれたので、最低1点。犠牲フライでも」。1ボールから142キロの直球を捉え、左翼線へ勝ち越しの2点二塁打だ。
この試合までオープン戦は8打数5三振。「三振が嫌いで、悔しかった」。強い気持ちを持って、打席に入った牧は三回に1ストライクから右前打。八回は初球を打ち、左前打と結果を残した。
初めて2番に起用した三浦監督は「ヒットも進塁打もフォアボールも非常にいい働きをした。(開幕スタメンは)可能性はあります」とルーキーの働きに目を細めた。
ソトやオースティンの来日メドが立たない中、「1年目だが、思い切ってやっていこう」とその穴を埋めるべく若武者が奮闘する。