ソフトバンク・千賀 平均球速155・9キロ剛速球も冷静「ぼちぼち」

 「教育リーグ、ソフトバンク3-3中日」(12日、タマホームスタジアム筑後)

 ソフトバンクの千賀滉大投手(28)が12日、今季初実戦となった教育リーグ・中日戦(タマスタ筑後)で2回1安打無失点。最速で大台目前の159キロをマークするなど、全32球の5割に当たる16球を投じた直球の平均球速は、仰天の155・9キロだった。

 「疲れ具合からすれば、思ったより(球速が)出たなと。ぼちぼちです」と千賀。自己最速にあと2キロに迫る剛速球にも、いたって冷静だった。危なげなく無失点の投球で、ほぼ予定通りの32球を投げ終えた。

 今春は両ふくらはぎの不調のためリハビリ組で調整を続けてきた。報告を受けた工藤監督は「(開幕に間に合わせる考えは)もう消してますよ」と長丁場を見据える。次回は17日の教育リーグ・オリックス戦の見込みで、徐々に状態を上げる。

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