西武・山川 どすこい満弾! 阪神・佐藤輝に質問「何の『悪魔の実』食べた?」

 「オープン戦、阪神2-6西武」(13日、甲子園球場)

 直前の2打席で打ちあぐんだ青柳の138キロのシュート。第3打席の打球も「詰まっていました」と西武・山川は振り返った。それでも放物線を描いた一撃は甲子園の左中間席へ。1点差を追う六回、オープン戦2号は見事な逆転満塁弾となった。

 「ここは、犠牲フライでいいと。本塁打を狙っていたら、力が入って、もっと詰まっていました。ああいうバッティングを継続していきたいですね」。辻監督も「ああいう気持ちでいってくれたら、もっと本塁打も出るよ」と主砲のつかんだ感覚を評価した。

 その山川が、今回の甲子園2連戦で、興味津々で見つめ続けたのが阪神のルーキー佐藤輝だった。「立ち姿ですね。打席に立って投手と対戦している姿にオーラを感じる」。この日も二回、佐藤輝が四球で出塁してくると、一塁手の山川は思わずこう問いかけたという。「何の『悪魔の実』を食べたんだ?」

 漫画「ワンピース」で一口かじれば不思議な能力がつく果実のこと。その選択ぶりで、好みや性格も見えてくる。なかなか深い質問だが、佐藤輝は生真面目?に「いえ、何も食べていないです」。黄金ルーキーの秘密を聞き出すのは失敗したが、“飛距離の実”をかじった山川は、さらにすごい能力を手にしたようだ。

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