日本ハム・栗山監督が開幕ローテ熟考宣言 確定は上沢のみ「最後まで探らせて」
日本ハム・栗山英樹監督(59)が15日、開幕ローテの陣容を開幕目前まで熟考する考えを明かした。「ピッチャーには最後の最後まで探らせてくれと言ってある」。開幕まで2週間を切っても布陣が固まっておらず、あらゆる可能性を模索していく。
現状、ローテ入りが確定しているのは開幕投手の上沢だけだ。昨季チームトップタイの8勝を挙げたバーヘイゲンら外国人選手が、コロナ禍の影響で来日が遅れており、指揮官は「(先発投手に)こんなにチャンスがある年はない」と、これまでも強調してきた。
一定の結果で期待に応えているのが、楽天から加入した池田とドラフト1位・伊藤(苫小牧駒大)だ。池田は移籍後2試合で計5回を無失点で、伊藤も14日・広島戦で7回無失点と好投。2人は上沢に次ぐ有力候補だ。
高卒3年目の吉田、ベテラン金子、通算27勝の加藤、河野、北浦、西村、生田目にもチャンスはある。残り5試合のオープン戦や、2軍戦でし烈な争いは続いていく。