北海の“ドクターK”145キロ左腕の木村が第1試合に登場!センバツ19日開幕

北海・木村大成投手
開会式のリハーサルで行進する出場校の選手ら
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 第93回選抜高校野球(19日開幕・甲子園)がいよいよ開幕する。コロナ禍の影響で2年ぶりとなり、令和初となる春の聖地。有観客の中で繰り広げられる熱戦が火ぶたを切る前に、初日の見どころを紹介する。

 【第1試合】神戸国際大付(兵庫)-北海(北海道)

 神戸国際大付は最速145キロを誇り、打っても昨秋時点で高校通算20発の阪上翔也投手(3年)が中心だ。北海は最速145キロ左腕の“ドクターK”木村大成投手(3年)と大型遊撃手の宮下朝陽内野手(3年)が軸で、ともにプロから注目を受ける存在。両校は直近の17年夏の甲子園で対戦しており、5-4で神戸国際大付が勝利した。

 【第2試合】明徳義塾(高知)-仙台育英(宮城)

 明徳義塾はエース左腕・代木大和投手(3年)の安定感が抜群。仙台育英は経験豊富な伊藤樹投手(3年)ら投打ともに充実した戦力を擁する。甲子園春夏通算歴代4位タイとなる51勝の明徳義塾・馬淵史郎監督と、秀光中教校監督時代に全国中学軟式野球で優勝経験を持つ仙台育英・須江航監督の采配にも注目だ。

 【第3試合】高崎健康福祉大高崎(群馬)-下関国際(山口)

 健大高崎は高校通算30発超の小沢周平内野手(3年)を筆頭にチームで230発を超える豪快な打線が売り。チームカラーの“機動破壊”も絡め、スペクタクル・ベースボールを目標に掲げる。下関国際は2年生主将の賀谷勇斗内野手(2年)ら下級生が中心のチーム。ベンチ入り14人が2年生の“若さ”で勢いに乗り、勝機を見いだす。

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