【コロナ禍の甲子園】2年ぶりセンバツ開幕 久々の応援団、観客にグッときた
晴天の下、2年ぶりのセンバツが無事に開幕した。さまざまな制限はあるものの、久しぶりに応援団、観客が入った甲子園球場を見ると、グッとくるものがある。
開幕を待ちわびていたのは、球児たちだけではなかった。入手困難なチケットを手に入れ、球場に駆けつけた約7500人のファンの中には、入った瞬間思わず「うわ~」と感嘆の声を上げる人も。前方の席で観戦したファン歴50年という松田さん(61・自営業)は「たまらんですよ。開催できて本当によかった」とうれしそうに語ってくれた。
私も、アマ担当として中止になったセンバツ、無観客だった交流試合を見てきた。やりきれない悔し涙もたくさん見た。選手たちには、先輩たちの分まで全力でプレーしてほしい。(デイリースポーツ・永井優花)