創部100年目で初出場 三島南が甲子園初得点 1万人限定の客席から大きな拍手

 一塁側アルプスに詰めかけた三島南の応援団(撮影・伊藤笙子)
 力投する先発の三島南・植松(撮影・伊藤笙子)
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 「選抜高校野球・1回戦、三島南-鳥取城北」(20日、甲子園球場)

 21世紀枠での出場で、創部100年目にして甲子園初出場の三島南が二回、冨岡創内野手(2年)の左犠飛で先制。聖地に初得点を刻んだ。1万人に制限されたスタンドからも、大きな拍手が送られた。

 この回、先頭の山田駿外野手(3年)が右前打で出塁。暴投が絡んで二塁に進むと、植松麟之介投手(2年)の犠打で1死三塁。ここで打席に立った冨岡が、左翼定位置に犠飛を運び、三走の山田が先制のホームを踏んだ。

 このまま初勝利を飾れば、21世紀枠校の勝利は2016年88回大会で、21世紀枠同士の対戦を制した釜石以来(対小豆島)。一般校からの勝利は2015年87回大会の松山東以来(対二松学舎大付)となる。通算成績は17勝51敗。

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