楽天ドラ1早川は五回途中5失点で降板 開幕前最後の調整登板で課題

5回、楽天・早川隆久(手前)は坂本勇人(右)に勝ち越しソロを浴びる(撮影・佐藤厚)
 楽天先発の早川隆久(撮影・佐藤厚)
5回途中で降板させた早川隆久(右奥)とグータッチする楽天・石井一久監督(撮影・佐藤厚)
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 「オープン戦、巨人-楽天」(21日、東京ドーム)

 楽天のドラフト1位・早川隆久投手(22)=早大=が、開幕前最後の実戦に臨んだ。4回2/3を7安打5失点、94球でマウンドを降り、坂本、岡本、丸のクリーンアップ相手に5安打を浴びた。

 3点の援護をもらった初回からルーキーに試練が襲う。無死二、三塁のピンチを招くと、坂本の犠飛で1点を献上。続く、岡本にも中前適時打を許すなど、初回に3失点。試合を振り出しに戻された。

 その後は1点リードで迎えた四回には中島に左翼スタンド上段に運ばれ、再び、同点とされた。五回の先頭・坂本にはバックスクリーン左に一発を浴び、勝ち越しを許した。

 左腕は開幕3戦目、28日の日本ハム戦(楽天生命)でのプロ初先発が決まっているが、最終調整のマウンドで万全の状態を見せつけることはできなかった。

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