福岡大大濠エース毛利「自分で投げて勝ちたいと思っていた」大崎に昨秋のリベンジ

 3回、チームメートに笑顔を見せる福岡大大濠・毛利(撮影・伊藤笙子)
 完投勝利を飾り、雄たけびをあげる福岡大大濠・毛利(撮影・吉澤敬太)
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 「選抜高校野球・1回戦、福岡大大濠2-1大崎」(22日、甲子園球場)

 福岡大大濠(福岡)が昨秋の九州大会決勝で1-5で敗れた大崎(長崎)を接戦で下し、リベンジを果たした。エース左腕の毛利海大(3年)は切れのいい直球と冬場に新たにマスターしたチェンジアップや緩いカーブを有効に使い、10奪三振。1失点で完投した。

 八木啓伸監督は「選手の勝ちたい気持ちが出ていた。相手の坂本投手は低めに投げ、内野ゴロを打たされたが先制点を取れたのが大きかった。勝てて、少し報われた」と振り返った。

 エースの毛利も「秋にやられていたので自分で投げて勝ちたいと思っていた。守りに助けられました」と笑顔だった。

 2回戦の相手は昨秋の九州大会で3-0で破った具志川商。リベンジの次は返り討ちを狙う。

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