２６日にプロ野球が開幕する。ペナントレース開幕を前に、デイリースポーツ評論家が順位を予想。阪神は５年ぶりにオープン戦で優勝した勢いに乗り、０５年以来のリーグ制覇も果たせるのか。パ・リーグはソフトバンクが連覇を果たすのか。プロの眼が見定めた優勝チーム。とくとご覧あれ。

　　◇　　◇

　阪神は戦力的に見ても一番、整っているように感じる。リーグ２連覇中の巨人としっかり戦えるのは阪神だけだろう。

　打線は佐藤輝に引っ張られて、全員のレベルが上がってきている。唯一の不安材料は故障。ケガによる離脱者が出ることが心配だ。今年のセ・リーグは阪神－巨人の一騎打ちが予想される中、３位・中日は高橋周らが中堅として成熟期を迎えている。投手陣がそろってくれば、侮れない存在になりそうだ。

　ＤｅＮＡはチーム力はあるものの、やはり助っ人のソト、オースティンらの来日が遅れているのが痛い。広島は河田ヘッドコーチがチームに復帰して、雰囲気は変わりつつある。ヤクルトは強調材料が少ないのが気がかりだ。