【コロナ禍の甲子園】チケットが“日付指定”…だからこそノーモア順延
第4日は屈指の好カードが続いた。市和歌山・小園、智弁学園VS大阪桐蔭など、高校野球ファンにはたまらない一日だったと思う。
本来であれば、前日22日のチケットを持った人がこの日の試合を観戦するはずだった。だが今大会は“追跡調査”を可能にするため、「第○日の試合」ではなく「○日の試合」と日付指定でチケットを販売している。そのため、順延になれば元々予定されていた試合は見られなくなる。
「この試合見れてラッキーやったな!」。客席の男性たちから興奮気味な声が聞こえた。たしかに「22日の試合」は一番入手困難なチケットだった。ただ一方で、母校など見たかったチームが見られなかった人もいただろう。みんなが気持ちよく応援できるように、これ以上順延しないことを願う。。(デイリースポーツ・永井優花)