県岐阜商 本塁遠く…市和歌山・小園に4安打完封負け

 「選抜高校野球・1回戦、市和歌山1-0県岐阜商」(23日、甲子園球場)

 本塁が遠かった。県岐阜商(岐阜)は投球マシンの球速を155キロに設定して打撃練習を行ってきたが、市和歌山(和歌山)の小園の前に散発4安打。

 鍛治舎巧監督(69)は「速球に振り負けることはなかったが、ボールの見極めができず、追い込まれてから淡泊になった」と残念がった。打席途中で代打を送る場面も2度あり、何とか攻略をもくろんだが、計9残塁と投手陣の踏ん張りに応えられなかった。

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