日本ハム、15安打9点大勝 近藤が4打点 育成出身長谷川もプロ初登板で好投
「楽天4-9日本ハム」(27日、楽天生命パーク宮城)
日本ハムが15安打9得点を挙げて今季初勝利。対戦成績を1勝1敗とした。
1点を追う三回、1死二塁から近藤が同点中前打。さらに2死満塁とし、野村が中前2点二塁打を放ち勝ち越した。1点リードで迎えた八回は大田の左前適時打で突き放した。九回は近藤の4打点目となる2点二塁打、渡辺の適時打で3点を挙げダメ押しした。
先発の加藤は5回7安打2失点で今季初勝利。3点リードの六回、2番手・村田が乱調。内野安打と3四球で押し出しの1点を献上。3番手・堀も押し出し四球を与えたが、1点のリードを守った。
七回は育成出身の長谷川がプロ初登板で三者凡退に抑える好投。八回は宮西、九回は杉浦が締めくくった。
楽天は右ヒラメ筋損傷のため、先発登板を緊急回避した田中将の代役として先発した高田萌生投手(22)が、2回2/3を6安打4失点、74球で降板した。
初回の先頭・西川にいきなり四球。その後、1死三塁とされて、3番・近藤の三ゴロの間に先制を許した。女房役の太田の2ランで逆転した直後の三回も再逆転を許して降板した。