「楽天４－９日本ハム」（２７日、楽天生命パーク宮城）

　日本ハムが、４時間を超える長丁場を制し、今季初白星を挙げた。

　先発の加藤は５回７安打２失点。二回に太田から２ランを被弾したが、毎回走者を出しても粘りの投球を見せた。六回には２番手の村田が、押し出し四球を与えるなどして失点。一時１点差に迫られたが、七回からは長谷川、宮西、杉浦が無失点でつなぎ、試合を締めた。

　前日は５安打に終わった打線も、この日は計１５安打と爆発。先発野手全員が安打をマークした。中でも、西川が２安打４四球と全６打席連続で出塁しチャンスメーク。中田と大田にも、今季初タイムリーが飛び出すなど中心選手が躍動した。

　栗山監督は試合を振り返り、「いっぱい反省材料はあるけど、まず１つ取って、明日から落ち着いてやってくれると思う」とホッとした表情。「みんな頑張ったね」と選手たちをねぎらった。