まだ2戦ですが…オリックス978日ぶり勝率5割!誕生日の中嶋監督に孝行息子
「西武2-3オリックス」(27日、メットライフドーム)
オリックス・中嶋聡監督は52歳の誕生日。
試合前には場内アナウンスで「お誕生日おめでとうございます。バファローズの皆さまにはお手やわらかにお願いします」といじられたが、試合ではもちろん、手加減なしで臨んだ。
開幕第2戦に抜てきしたプロ2年目の左腕・宮城大弥投手が7回2失点の快投。八回には平野佳寿投手が復帰初登板を三者凡退、日米通算700試合登板を見事に飾った。
九回は守護神に指名した漆原大晟投手が走者を出しながらもきっちり締め逃げ切った。
ウイニングボールを受け取った指揮官は誕生日について問われると照れ笑い。
「どうでもよくねぇ?全然そんなこと考えられないくらい集中していた。オレの誕生日なんかどうでもいい感じですよ(笑)」
2軍監督時代から手塩に掛けて育てた宮城については。
「良かったですよ。本当は力んであれする(乱れる)かなと思ったんですけどそこもなしでしっかり緩急つけて投げてくれたと思います。七回までしっかり投げてくれたし、球数的に大丈夫かな?と思ったけど全然。力感なしであそこまでいけたんで」
開幕戦は残念ながらパ・ワースト記録を更新する10連敗を喫したが、2戦目で勝利。
「まだまだ点取る機会あるはずなんで、それをしっかり取ってもうちょっと投手を楽にさせていきたい。昨日負けてズルズルいかないように考えていたんでその点ではきょう勝てたんで本当に大きいと思います」
開幕2試合目ながら1勝1敗で勝率5割。オリックスで勝率5割は2018年7月23日以来、978日ぶりとなった。